四国西予ジオパークの風景と音楽を融合させ魅力を高めようと、愛媛県西予市はこのほど、「四国西予ジオミュージックプロジェクト」を開始した。アマチュアミュージシャンとの連携や、楽曲コンテストの作品募集を進めており、「風景をすばらしいアートに昇華させたい」としている。
 市によると、ジオパークで景色と音楽の融合を図るのは全国で初めて。市側が選んだ県外のアマミュージシャン7人に楽曲を提供してもらう。
 楽曲コンテストは、風景や天候などのテーマごとにインターネット上で作品を募集。プロ・アマや曲のジャンル、歌詞の有無などの制限はない。人気ゲーム「ファイナルファンタジー」の音楽を手掛けた植松伸夫さんが審査委員長を務め、最大で112曲を採用する。締め切りは2016年1月29日。
 コンテストの表彰式は16年3月、東京で開く。問い合わせは市ジオパーク推進室=電話0894(62)6403。