建設工事の労災防止に関する説明会が30日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめであった。四国の77業者103人が、7月施行の改正労働安全衛生規則で強化された足場からの墜落防止対策を学んだ。
 愛媛労働局によると、建設業の労災では墜落・転落が最多。規則の改正で足場の作業床と柱材の隙間を12センチ未満と定め、足場の組み立て時の作業床の幅を従来の倍の40センチ以上などと強化したほか、特別教育が必要な業務に追加された。
 説明会では、足場の組み立てや解体方法の実演があった。