伊予鉄道(愛媛県松山市)は18日までに、老朽化していた横河原線横河原駅の建て替え工事を始めた。来年3月末完成予定。
 同社が5月に発表した2015年度から3カ年の経営理念「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」に掲げた駅の美化事業の一環。横河原駅は趣のある木造平屋の駅舎で築100年以上経過していた。新駅舎はスロープや多目的トイレを設置してバリアフリー化を図るほか、待合室に冷暖房を整備する。
 工事の影響で12月末まで、同駅での乗降は終端側のドア1カ所のみになる。同社によると横河原駅の1日当たりの乗降者数は1200~1300人。