エコノミクス甲子園県大会 高校生クイズ白熱
第10回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」愛媛大会(伊予銀行主催)が15日、松前町筒井のエミフルMASAKIであり、県内9校から参加した23チーム46人が知識を競った。
世の中を動かす金融経済の仕組みを読み解き、ライフデザインを考える契機にしてもらおうと、認定NPO法人金融知力普及協会(東京)と地方の金融機関が共同で開催している。
予選は筆記試験と早押しクイズ。参加者は「英国出身の経済学者で、『国富論』において市場メカニズムを表す『見えざる手』という言葉を残した経済学の父と呼ばれる人物は」などの問いに、問題文が読み終えられる前に答え拍手を浴びた。
上位6チームによる決勝を勝ち抜き、愛光高2年藤田蘭丸君(17)と宮内公大君(17)の「NO経済(エコノミー)NO生命(ライフ)」が優勝。来年2月の全国大会に出場する。