「第6回まつやま手作り紙芝居コンクール」の公開審査が15日、愛媛県松山市一番町3丁目の坂の上の雲ミュージアムであり、1次審査を勝ち抜いた作品が来場者の前で実演された。
 紙芝居制作を通して郷土愛を育み、伝統文化を継承していこうと、夢・紙芝居事業実行委員会と市教育委員会が毎年開催。今年はジュニアの部に14点、一般の部に15点の応募があった。
 最終審査に残った両部門計10作品の作者が、表情豊かに話したり、楽器で効果音を付けたりと工夫を凝らして紙芝居を表現。主人公のお化けが少女から勇気をもらうストーリーを描き、ジュニアの部最優秀に選ばれた市内の荏原小学校1年西森奏太君(6)は「うれしい」と笑顔を輝かせた。