くい打ち工事のデータ改ざん問題で愛媛県は14日、旭化成建材(東京)が県内で過去約10年間に実施したくい打ち工事64件のうち調査が完了した54件でデータ流用などが判明した2件は民間工事だったと発表した。
県によると2件の内訳は工場1件、排水路1件。調査を完了した54件の物件名や所在地、元請け業者名、データ流用などの有無の連絡が13日に旭化成建材からあり内容を精査していた。
県は2件の物件名などについて「民間で、データ流用などによって直ちに安全面に不安があるという誤解が生じてはいけない」とし公表していない。