経験豊富なシニア人材と、経営課題を抱える愛媛県内中小企業をつなぐ交流会が4日、松山市であり、40代後半から70代の約20人が経営者らと面談した。
 中小企業の人材確保支援を目的とする四国経済産業局の補助事業で、ジョブカフェ愛workを運営するえひめ若年人材育成推進機構が主催。企業に経営課題に関するアンケートや聞き取りを行い、専門分野のアドバイザーをはじめとする求人を掘り起こした。4日は製造、卸小売り、IT関連などの7社が参加した。
 求職側はおおむね50歳以上で、大企業OBか10年以上の専門的キャリアを持つ人が対象。参加者は事前に公開された求人内容から選んだ企業と面談し、具体的な事業や必要とする支援内容について説明を受けながら熱心に質問していた。