「第67回八幡浜みなと祭」が18日開幕し、活気ある港町の様子を歌う「てやてや音頭」に合わせて、子どもや大人約1900人が愛媛県八幡浜市内中心部を踊り歩いた。
 「みなと朝市♪ テヤテヤテヤテヤ」のフレーズで始まるてやてや音頭は、秋になると市内各所で耳にする民謡。約530人が参加した「子ども踊り競演大会」では、音頭の軽快なテンポに乗って、18グループが元気な踊りを披露。2年連続で最優秀賞に輝いた「白浜『太陽連』」の梶原大知君(11)は「みんなで一生懸命踊った成果。面白かった」と大粒の汗を流しながら笑顔を見せていた。
 企業など24グループが踊り歩いた「てやてや踊り競演大会」や、伝統芸能の唐獅子と五ツ鹿の「共演大会」もあり、市内では元気な威勢のいい掛け声や、おはやしの太鼓の音が一日中響いていた。