自転車通勤の普及を促すイベント「えひめサイクルフェスタ」が12日、愛媛県松前町筒井のエミフルMASAKIであり、買い物客らが試乗やプロのアクロバティックなパフォーマンスなどを楽しんだ。
 地球温暖化対策の一環として県が初めて開いた。県によると、本庁勤務の職員の半数にあたる約1000人が自転車で通勤している。
 イベントでは軽量で快適に走るクロスバイクの体験試乗や、ペダルがなく足で地面を蹴って進む「ストライダー」の体験もあり、ヘルメットをかぶった子どもが元気よくコースを走った。
 マウンテンバイクプロライダーの有園啓剛(37)さんが華麗な技を披露するパフォーマンスもあった。有園さんは「これからは自転車の気持ちよい時期。この機会に気を付けて乗ってもらえたら」と呼び掛けていた。