コウモリ生態、詳しく紹介 久万高原面河山岳博
愛媛県内に生息する15種を中心に、100点以上のコウモリの標本を集めた展示「愛媛のコウモリ」が、久万高原町若山の面河山岳博物館で開かれている。11月23日まで。
石鎚国定公園指定60周年を記念した博物館の秋の企画展。県内15種のうち13種が確認されている久万高原町で、一般になじみの薄いコウモリについて知ってもらおうと、標本や骨格、パネルなどを公開。生態や生息状況、これまでの確認記録などを紹介している。
県内にすむコウモリを解説するコーナーでは、市町の生息状況などと合わせて多くの標本を展示。顔などの特徴や、よく似た海外のコウモリなど、さまざまな情報を網羅している。今年、近くの面河渓で四国で初めて確認された希少種の「フジホオヒゲコウモリ」の標本もある。