細菌による食中毒が多発する夏期に入り、中予地区食品衛生協会(松本行弘会長)は31日、愛媛県東温市の消費者を「一日食品衛生監視員」に委嘱した。主婦ら約20人が市内のスーパーや飲食店などのバックヤードに足を踏み入れ、衛生状況を確認した。
8月の食品衛生月間に合わせ、協会が県の委託を受け毎年実施している。1日に松前町、8日に久万高原町でも地域住民を対象に行う。
東温市生活改善推進協議会と市婦人会のメンバーは市役所で委嘱状を受け取り、5班に分かれて巡回。スーパーでは調理所に入り、営業許可証の見やすさや服装の状態などを採点表に書き込み、清掃方法などを責任者に質問した。