ペダル踏み佐田岬満喫 八幡浜―伊方疾走
日本一細長い佐田岬半島を自転車で走るイベント「サイクリング佐田岬2015」が26日あった。愛媛県内外の175人が八幡浜市沖新田の道の駅「みなっと」をスタートし、起伏の激しい半島のコースに挑んだ。
半島の雄大な景色を楽しめるサイクリングコースの魅力を知ってもらおうと、八幡浜市と伊方町でつくる佐田岬広域観光推進協議会が初めて催した。
コースは、旧国道を通って町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」(三崎)を折り返し、みなっとに戻るロングコース(約90キロ)と、町健康交流施設「亀ケ池温泉」(二見)がゴールのショートコース(約25キロ)の二つ。
伊方町川永田の急な上り坂では、参加者は自転車を押して歩いたり、歯を食いしばってペダルを踏み込んだりして、悪戦苦闘。坂を上りきると、下り勾配で一気に加速し、宇和海を見下ろしながら気持ちよさそうに風を切っていた。