お祭りの熱気を卓上で―。愛媛県で10月に行われる西条まつりを前に、ガラスの中にだんじりが立体的に浮かび上がる「だんじりクリスタル」(2500円)がこのほど発売された。
 クリスタルは縦横5センチ、高さ8センチ。直方体のガラスの中にレーザーで約7万個の白い点を焼き付け、だんじりの欄干の角や太鼓まで細かく再現した。発光ダイオード(LED)のライトが付いた台座に載せると、だんじりが輝く仕掛け。
 機械部品の輸入業を営む伊藤哲義さん(65)=西条市神拝=が企画、販売。「常にお祭りを感じていたかった」と、知り合いの中国人デザイナーに依頼し、だんじりの写真や資料などを送って今年3月ごろから制作を始めた。
 市観光交流センター(大町)やインターネットショップ・西条市場(マルシェ)などで販売している。