水上バイクで海辺の安全確保 シーバード松山開所
水上バイクで水辺の安全・安心の確保を目指す「シーバードジャパン」プロジェクトの拠点に、水上バイクなどを販売するクロスオーヴァー(愛媛県松山市久万ノ台)が18日、「シーバード松山」として県内で初めて認定された。
日本財団(東京)など4団体の共同プロジェクトとして2013年にスタート。全国で32団体が認定されており、水上バイク利用者へのマナー啓発や避難・救助訓練などを実施している。
18日に松山市高浜町1丁目で開所式があり、関係者約35人が出席。シーバード松山の重松亘代表(46)が「地域に密着して防災や救助活動を行い、水辺の環境を守りたい」とあいさつし、シーバードジャパン事務局から認定証書を受け取った。青色のライトやサイレンを搭載したパトロール用の水上バイクなどが贈られ、進水と試走が行われた。