交通事故防止を呼び掛ける交通安全パレードが17日、愛媛県松山市中心部で行われ、久枝幼稚園(同市安城寺町)の園児らが、通行人にチラシや反射材付きのキーホルダーを手渡した。
秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせて市や市交通安全推進協議会などが実施。年長園児83人や県警音楽隊、市交通指導員ら計約250人が参加した。
出発式では松山東署の工藤光一署長が、16日現在の今年の県内交通事故死者が57人(前年比4人増)で約7割が高齢者が関わる事故だったと説明。「おじいちゃん、おばあちゃんに気をつけて、安全に長生きしてと呼び掛けて」とあいさつした。