大規模災害に備えようと、愛媛県伊予市と自動販売機管理運営会社「アペックス西日本」(大阪市)は16日、災害時に市庁舎(伊予市米湊)内の自動販売機の飲料を無償提供する協力協定を結んだ。
 協定によると市は災害時、中庭に設置している災害対応型紙パック式自販機の非常時用スイッチを作動させると飲料を無料提供でき、お湯や冷水の利用も可能になる。
 市庁舎であった調印式で、武智邦典市長は「今年もさまざまな自然災害が起こっている。いざというときのために協定は本当にありがたい」とあいさつした。