セキ 個人情報26万人分流出か
印刷・紙製品販売のセキ(愛媛県松山市)は15日、顧客情報を管理するサーバーに不正アクセスがあり、最大約26万7千人の氏名や住所、クレジットカード番号などの個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。クレジットカードの不正使用は確認されていないが、流出した一部のメールアドレスに不審な商品勧誘メールが送られていた。
セキによると、サイトの脆弱(ぜいじゃく)性を突いた不正アクセスがあったのは8月中旬。21日にサーバー管理用の非公開のメールアドレスに商品勧誘メールが届いたことから調査を始め、26日に不正アクセスを受けたと断定した。
メールアドレス十数人分の流出を確認したというが、流出範囲は特定できておらず「サーバー内にあった全件の流出を否定できない」としている。