今治港近くのまちなかに船が上陸―。愛媛県今治市片原町1丁目に市が整備している「みなと交流センター」=写真=の工事が進み、船を模したデザインの建物が姿を現した。港町今治の新たなシンボルとなりそうだ。
 老朽化した今治港港湾ビルを建て替えているセンターは鉄骨鉄筋コンクリート4階建て、全長約100メートル。3階部分の外壁が県産ヒノキの板張りで、市内の造船会社が得意とする貨物船をほうふつとさせる外観となっている。市によると、標準的な内航船より一回り大きなサイズという。