資生堂(東京)のトップヘア&メーキャップアーティスト西島悦さんが25日、愛媛県松山市三番町4丁目の資生堂販売愛媛支店で化粧の変遷について講演した。経済動向や社会情勢とメークとの関係を指摘し「経済が良くなると眉が太くなり、悪くなれば細く薄くなる。化粧は時代を映し出し、時代の流れとともに変化する」と語った。
講演は報道向け発表会の中で開催し、西島さんは1920年代から現代までのメークの特徴を年代ごとに紹介。平成不況に突入した90年代後半から2000年代初めには細い眉が流行したが、好景気への期待が高まる現在は太く短い眉が取り入れられていると説明した。