みきゃん首都圏で「遊説」 ゆるきゃらGP
11月16日までインターネット投票が行われている「ゆるキャラグランプリ(GP)2015」で、悲願の1位を狙う愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」。人口の多い首都圏でアピールし、得票につなげようと県東京事務所が奔走中だ。全国のライバルがしのぎを削る中、効率的な情報発信へ全国放送のテレビ番組に出演したり、各種イベントで愛嬌(あいきょう)を振りまいたりして浸透を図っている。
みきゃんは昨年のGPで約75万票を獲得し、3位に輝いた。この実績が注目され、今年は在京テレビ局から出演依頼が舞い込むようになった。番組はバラエティーや通販などさまざまで、ニュースでも取り上げられた。
東京・新橋のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」で毎月配っているみきゃんを描いたカレンダーも、県東京事務所のフェイスブックページで告知すると「早速もらいに行きます」といったコメントが書き込まれる。みきゃんの話題を掲載するたび、100人前後が「いいね!」を押し、コメントも絶えないことから、10月には初の試みとしてファンが集う「オフ会」を計画中だ。