食べられるラグビーカボチャ 国体PRへ栽培始まる
ラグビーボールと間違えそうなこの野菜は、れっきとしたカボチャ。2017年愛媛国体でラグビー少年男子の会場となる四国中央市の山間部で、国体PRを兼ねて栽培が始まっている。
栽培しているのは、富郷地区の生産者約20軒。スポーツ施設「スカイフィールド富郷」が競技会場となることから、「野菜でPRを」と今年、栽培を始めた。
JAうまによると、カボチャは「ロロン」という品種で、滑らかな舌触りと甘みが特長。富郷地区は寒暖の差が大きく、甘みが増すという。7月中旬ごろから収穫期を迎え、今月9日にあった地域のイベントでは「国体かぼちゃ」として売り出し、早々に完売する人気ぶり。JAうまの担当者は「ラグビーボールそっくりな上、味も抜群。富郷の名物としてアピールしたい」と話している。