帰省中に家族で防犯や防災について話し合ってもらおうと、愛媛県警察松山西署と松山西地区防犯協会は11日、松山空港で帰省客らに特殊詐欺被害や交通事故の防止、災害時の備えを呼び掛けるチラシを配った。
 署員や同協会職員ら約20人が参加。帰省客や出迎えのために訪れた空港利用者に、特殊詐欺の被害防止や南海トラフ巨大地震への備えのポイントをまとめたチラシや反射材など計300セットを手渡し、「家族で目を通し、話し合ってください」と声を掛けた。
 県警生活安全企画課によると、今年の県内の特殊詐欺被害は7月末現在で70件(被害額約1億9000万円)を認知している。