宇和島の魅力や文化を体験し、愛媛県内外に発信する「うわじま子ども観光大使」の第2期生22人が10日、県庁を訪れ、活動への意気込みを語った。
 観光大使は、宇和島市の小学4~6年生にふるさとの良さを知ってもらおうと、南予の教職員らでつくる実行委員会が昨年度初めて企画、2期生には計33人が応募した。5~12月に郷土の偉人学習をはじめ、田植え、真珠の玉出し、ミカン狩りなど各体験講座を受け、検定試験合格を目指す。
 児童は写真パネルを披露しながら中村時広知事に活動内容を報告。「真珠は触ると硬かった」「10月のウナギ捕りが楽しみ」などと元気よく話した。中村知事は養殖マダイや真珠の生産量についてクイズを出題し、「日本一のいろんなものを作っている宇和島について知ってね」とエールを送った。