障害者スポーツの支援の在り方を探る講習会が9日、愛媛県松山市道後町2丁目の県身体障害者福祉センターであり、理学療法士ら約30人が選手への指導手法などを学んだ。
2017年に愛媛で開催する全国障害者スポーツ大会への関心を高め、選手育成や環境整備につなげようと県理学療法士会が開催した。
14年の長崎大会で精神障害者バレーボール県代表チーム監督を務めた幸田裕司さん(49)が、指導のポイントを解説した。練習ではデモンストレーションを取り入れ、視覚的に伝えれば理解を得やすく、「選手一人一人のできているところに目を向けることが大事」と強調。達成感は自信にもつながるとした。