子どもたちに県の仕事への理解を深めてもらう「県庁見学デー」が5日あり、夏休み中の小学5、6年生約110人が庁内を見て回ったほか、愛媛県の中村時広知事と懇談するなどして県政を身近に感じた。
 2001年度から毎年開催。児童は6班に分かれ、普段はあまり立ち入ることができないドーム会議室や災害対策室、貴賓室などを見学した。
 ドーム会議室では2017年の愛媛国体に向けたパネル展示があり、県職員が「愛媛での開催は1953年以来で、国体は人生でなかなか体験できないイベント」と説明。児童らは興味深そうに53年当時の国体PRポスターを眺めたり、会議室の様子をカメラに収めたりしていた。
 中村知事との懇談では、知事になろうとした理由や一日のスケジュールなどを次々と質問した。