婚活支援策、愛媛が教授 東京で担当者会議
少子化対策の一環として結婚支援事業に取り組む自治体担当者が情報交換する「結婚支援に関する全国連携会議」(内閣府主催)が27日、東京であった。先進事例として、えひめ結婚支援センター(愛媛県松山市)が、約200人のボランティア推進員が支える出会いやお見合いの事業を報告した。
出会いの機会創出やマッチングに取り組む各地域の経験とノウハウを共有し、人的ネットワークを構築しようと開催。東北から九州まで約80人が参加した。
えひめ結婚支援センターは、応援企業主催で月約20回開いている「de愛イベント」(1600回実施・延べ4万6000人参加)や、独身者がプロフィルを登録し会いたい人を探すお見合い事業「愛結び」(4600回実施・2万2000人申し込み)を説明。「成婚に至らず意気消沈している人をボランティア推進員がフォローし、再チャレンジしてもらうことに力を入れている」と強調した。