身の回りの放射線測定体験教室が25日、愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目の県歴史文化博物館であり、親子連れら27人が実験などを通して放射線の知識を深めた。
 県が小中高校生を対象に毎年、夏休みに開催。原子力安全研究協会放射線災害医療研究所の山本尚幸所長が、放射線は地球上のどこにでも存在し、医療などで有効に使われていることを紹介した。
 一方で、原発事故発生時には放射性物質から離れ、コンクリートの建物に避難することの重要性を示し「放射線をきちんと知って、正しく怖がろう」と呼び掛けた。