宇和島で姉妹都市5首長「サミット」
愛媛県宇和島市と姉妹都市関係にある国内4市町の首長らが集まる「姉妹都市サミット」が25日、同市天赦公園の国指定名勝「天赦園」であり、文化や産業振興のために関係をより深め、次世代につないでいこうと熱く語り合った。
合併10周年と宇和島藩開藩400年の節目を記念して宇和島市が初開催。それぞれ伊達家の縁でつながる仙台市の奥山恵美子、宮城県大崎市の伊藤康志、長野県千曲市の岡田昭雄の3市長と北海道当別町の宮司正毅町長を「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」にも合わせ招いた。
サミットでは、各首長がまちづくりの取り組みや伊達家のゆかりを披露した。
サミットを終えた宇和島市の石橋寛久市長は「それぞれのまちが伊達の文化に誇りを持っていることがよく分かった。これをきっかけに新たな交流が生まれればありがたい」と、今後も姉妹都市との絆が強まっていくことを願っていた。