紙おどり、産地熱く 四国中央「まつり」開幕
紙のまち愛媛県四国中央市の歴史や文化を伝える「紙まつり」(実行委員会主催)が25日、同市川之江町の栄町商店街を主会場に始まった。夜には地元の名所や特産品を歌う曲に乗せて舞い歩く「紙おどり」があり、13団体約1150人の踊りでまちは熱気に包まれた。
まつりは今年で38回目。悪天候で踊りの巡回路が短縮されるなど不完全燃焼に終わった昨年の分も取り戻すかのように、各団体は活気あふれる踊りを披露した。
26日は会場のステージイベント(午前10時~午後3時)で地元高校生らをモデルに不織布で作った衣装のファッションショー(午後1時~)などがあるほか、近くの紙のまち資料館で手すき和紙や水引細工作り、絵手紙体験も楽しめる。