日本で初めて女性バスガイドを導入した愛媛県宇和島市出身の実業家、油屋熊八(1863~1935年)にちなみ、全国各地のバスガイドが日ごろの「おもてなし」を語り、実演するイベントが19日、宇和島市弁天町1丁目の道の駅「きさいや広場」であった。
 宇和島伊達400年祭実行委員会主催。
 熊八ゆかりの「亀の井バス」(大分県別府市)や、宇和島市の「宇和島自動車」など4社のガイド8人がステージで、仕事中のエピソードをトーク。「お客さんに感動してもらうところで、自分の感情が入りすぎて泣いてしまった」との失敗談や、「交流が広がった」などのメリットを語った。