愛媛県は14日、国が提唱する夏の朝型勤務「ゆう活(ゆうやけ時間活動推進)」を21日~8月31日に試行すると発表した。本庁の希望職員を対象に通常の勤務時間を1時間繰り上げ午前7時半~午後4時15分とする。早めに仕事を終わらせて家族との触れ合いや余暇活動を促し、ワークライフバランス(仕事と生活の両立)の実現などを目指す。
 「ゆう活」は中央省庁が7~8月に実施し国民運動として推進していることから県も、小中学校の夏休み期間に合わせて試行。開庁時間(午前8時半~午後5時15分)は変更しない。
 県人事課によると対象は本庁に勤務する約1500人(臨時職員を含む)。希望者は前々日までに申し出て、職務に支障のない範囲で所属長が指定する。同じ日に朝型勤務する職員は各課のおおむね3分の1以内とし、地方局などは窓口業務があるため対象外。