肱川で取れた若アユの一夜干し作りが、愛媛県大洲市柴の農業上満武さん(71)方で最盛期を迎えた。さっぱりした塩味で、骨まで食べられる軟らかい食感が人気。7月末まで出荷が続く。
串に刺さった体長15センチほどの若アユは、上満さんが夜、肱川中流で取ったもの。内臓を取り除き塩水に通した後、一昼夜寝かせてからあぶる。
12日夕、上満さんはあぶり作業を開始。アユにほんのり焦げ目がつくにしたがい、香ばしい匂いが漂った。
一夜干しは、近くの直売所「しらたきの里」で毎週土曜日に5匹400円で販売。問い合わせは、しらたきの里=電話0893(54)0335。