写真家で映画監督の蜷川実花さんをメーンアーティストに迎えた「道後アート2015」(実行委員会主催)の第2弾作品発表会が13日、愛媛県松山市道後湯之町の道後温泉本館であり、目にも鮮やかな浴衣や、旅館・ホテルの一室を、泊まれるアート作品に仕立てた「ホテルホリゾンタル」の概要を披露した。
 浴衣は、オレンジや紫などの菊をちりばめたイベントのメーンビジュアルと同じ柄と、赤ツバキを大胆に配置した2パターンを各200枚用意。7月末~2016年8月31日、本館(800円)と、道後地区の13旅館・ホテル(2160円)でそれぞれレンタルできる。本館は館内のみでの利用となる。
 ホリゾンタルは2施設追加し計8施設になる。道後プリンスホテルの洋室の天井、床、壁全面をツバキの写真で覆うほか、大和屋本店は和室に東京・目黒川の桜のシリーズ作品を飾る。展示期間は18日~16年8月31日。