音楽で日台つながれ 伊予高で交流会
音楽で交流を深めようと、台湾の嘉義県立東石(どんしー)国民中学の生徒約60人が8日、愛媛県松前町北黒田の伊予高校を訪れ、吹奏楽の演奏などを通じて触れ合いのひとときを過ごした。
東石国民中生は修学旅行で6~10日の日程で来日し、大阪市や兵庫県姫路市などを観光。8日は愛媛県や県物産協会、台湾の旅行社の仲介で両校の交流が実現した。
伊予高生は吹奏楽部員ら約360人が迎え、お菓子やバッジ名刺を交換。東石国民中生が迫力ある演奏や軽快なダンス、伊予高吹奏楽部は「ふるさと」や「あかとんぼ」などの曲をそれぞれ発表した。演奏中に東石国民中生が曲に合わせてダンスを披露する場面もあった。
東石国民中学2年の呉承翰君(14)は「伊予高校の演奏はすばらしく、興奮した。交流を契機にもっと頑張ろうと思った」と話していた。