2015年3月の「松山市いじめ防止基本方針」策定を受けて設置した「市いじめ問題対策連絡協議会」(会長・山本昭弘市教育長)の初会合が7日、愛媛県の松山市役所であり、委員ら19人が2小中学校の取り組みを基にいじめ対策を考えた。
 協議会は学校や警察、医師会、弁護士会などの委員16人で構成。年1回程度開催し、いじめ防止対策の連携強化を図る。
 初会合では、津田中校長の隅田浩委員(市中学校長会長)と味酒小校長の窪田一生委員(市立小学校長会長)が、それぞれ学校での対応策を紹介した。
 隅田委員は、携帯電話やスマートフォンによるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上のトラブルが増加傾向とし「携帯電話教室や松山西署の職員による講話でSNSの使い方を指導している」と報告した。