26日の「海上自転車競走2015」を前に、メディア向けの事前デモンストレーションが5日、会場となる愛媛県今治市通町3丁目の今治城内堀であり、大会関係者らが水上自転車の乗り心地をPRした。
 同イベントは市民団体「Di339実行委員会」(曽我部敏行実行委員長)が玉川ダム湖で実施している水上自転車のイベントにヒントを得た。同市の特徴である「自転車」「水城」「造船」を融合したイベントとして企画。会場となる今治城内堀は海水を引き込んだ珍しい堀のため、「海上自転車競走」と名付けた。
 水上自転車は2本の浮きの上に、タイヤを外したスポーツ自転車を搭載。ペダルをこぐと、クランクと連動した水中にあるスクリューが回転して進む。ハンドル下部にはかじが付いており、左右にハンドルを切ると曲がる。
 大会は1周700メートルのコースで個人戦(定員60人)と5人による団体戦(100人)が行われる。10日まで出場申し込みを受け付けており、申し込みは大会ホームページ(http://www.aquatic-cycle.com/)から。問い合わせは実行委事務局=電話0898(33)0790。