高校生の自転車ヘルメット着用の義務化が始まった1日朝、愛媛県警は県内全域の主要な通学路で街頭指導を行い、自転車通学の様子を見守った。
松山市持田町2丁目の松山東高校の正門付近では、大粒の雨が降るなか、松山東署員ら4人が「1列で走行してください」などと声を掛け、交通ルールの順守を呼び掛けた。一般の自転車利用者にも、傘さし運転などを注意した。
以前からヘルメットを着用していたという同校2年向井実望さん(16)は「ヘルメットは事故の際に身を守れるだけでなく、交通安全への意識も高まると思う」と話していた。