上島町の4島(弓削島、佐島、生名島、岩城島)を橋で結ぶ上島架橋の早期完成を働き掛ける上島架橋促進協議会(会長・上村俊之町長、34人)の総会が30日、愛媛県上島町弓削下弓削のせとうち交流館であった。上島架橋で唯一未完成で、県が2021年度完成を目指している岩城橋(岩城島―生名島)の概要などについて、県今治土木事務所が説明した。
 同土木事務所によると、岩城橋は14年度末に本体橋の詳細設計が終了。15年度から用地買収を始め、17年度の本体橋の工事開始を目標にしている。
 取り付け部などを含めた橋全体の長さは約1・1キロ。高さ約134メートルの主塔部はコンクリート製の斜張橋としては国内最大級で、担当者は「観光資源としても期待できる」とした。