夏祭りスタッフ救命措置万全に 今治で講習会
8月1、2の両日に愛媛県今治市中心部で開かれる夏祭り「第18回おんまく」を前に、観客の安全確保に向けた救命講習会が28日、同市南宝来町2丁目の市消防本部であり、スタッフ25人が心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)による迅速な対応を確認した。
「今治市民のまつり振興会」(川上昭一会長)が実施。市消防本部の署員4人が指導に当たり、救急車が到着するまでの応急手当てが救命の鍵を握ることを説明した。
参加者は人形を使って心臓マッサージや人工呼吸を実践。周囲の人に119番通報やAED持参を呼び掛けた後、真上から両手の肘を伸ばして胸骨を30回圧迫した。続いて顎を引き上げ気道を確保し、ゆっくり息を吹き込む人工呼吸を2回行い、心臓マッサージと交互に繰り返した。