防災など寸劇で啓発、伊予市消防団の女性団員 28日上演
防災や救急救命をより身近に感じてもらおうと、愛媛県伊予市消防団の女性団員8人が28日、同市下唐川の唐川コミュニティセンターである「唐川びわ祭り」で、自ら台本を手掛けた寸劇を披露する。4月から練習を重ねてきた女性団員らは本番を前に「楽しみながら学んでほしい」と意気込んでいる。
女性団員らは2014年にチームを結成。救命・防災講習に参加した市民らの意識をより高めようと、火災予防や応急手当てなど講習テーマに沿った寸劇を企画し、これまで2作上演してきた。
3作目の今回は「め組は揺れる」と題した江戸時代を舞台とする時代劇。笑いの要素を織り込みながら、止血の際は家にある幅10センチほどの帯揚げやだて締めなど和装小物を活用することや、けが人の血が付かないようスーパーの袋を自分の手に巻き付ける処置法を紹介する。寸劇の上演は28日午後4時ごろから。