南予博など7課題連携 県と愛媛大
愛媛県と愛媛大との連携推進会議が18日、県議会議事堂であり、2015年度は16年開催予定のえひめ南予博覧会(仮称)など7課題で連携することを確認した。
県は、博覧会で住民が企画実施する観光プログラムへの助言や留学生によるモニターツアー実施と海外への情報発信などを要請。愛媛大は「これまでのノウハウを活用して地域住民の声を聞きながら協力したい」とし、留学生も増えているためモニターツアーや海外発信で力添えが期待できるとした。
愛媛大は16年度設置予定の新学部について、学生のフィールドワーク先の確保などを求めた。県は「受け入れ先の確保に関係機関と一致して取り組みたい」と応じた。
連携課題の対応状況では、新たな養殖魚「スマ」の種苗生産や養殖技術開発に関し、全長45ミリの種苗約2000匹の生産に成功したと報告があった。