道後の旅館関係者や地元企業らでつくる「道後温泉誇れるまちづくり推進協議会」(宮崎光彦会長)の2015年度総会が16日、愛媛県松山市内のホテルであり、各旅館に内湯が設置されてから60周年を記念したイベント開催などを盛り込んだ事業計画を承認した。
 会員ら約70人が出席。事業計画によると、1956年に各旅館・ホテルに造られた内湯を記念するイベントを16年3月に開催予定。このほかは、道後温泉本館改修中の代替施設として松山市が市営「椿の湯」(道後湯之町)の隣に新築する観光客向け入浴施設に関するシンポジウムや、地元住民らと合同での防災訓練などを計画している。