愛媛県今治市は17日、県が定めた毎月第3水曜日の「水産の日」と食育月間に合わせ、市内の小中学校の給食で地元産の天然マダイを使った一品を出し、子どもたちが地産地消ならではの新鮮な味を堪能した。
 市のマダイ漁獲量は全国有数で、潮流にもまれ身が引き締まっていることで知られる。給食では各調理場単位で、切り身を天ぷらや西京焼きなどにした。
 今治市南高下町3丁目の鳥生小学校では、塩こしょうで下味を付けたタイにネギやマヨネーズなどを混ぜて塗り、焼いた「若草焼き」を児童約430人に提供した。