愛媛県の今治海上保安部は15日、今治市玉川町小鴨部の日の出保育所で出前授業を行い、園児23人が海の環境を守る大切さを学んだ。
6月の海洋環境保全推進月間に合わせて毎年実施。ウミガメがビニール袋を餌と間違え食べて苦しむという内容の紙芝居を披露し、「ビニール袋とクラゲは似ていて、食べると大変なことになってしまう。一人一人のごみを捨てない心掛けが大切」と呼び掛けた。
海で安全に遊ぶための心構えも説明。子どもたちは「泳ぐ前には体操する」「天候が悪いときは泳がない」などと注意点を教わり、救命胴衣の着用体験にも取り組んだ。