食料不足に苦しむアジア・アフリカの子どもたちに米を送ろうと、農業関係の労働組合などでつくる「食とみどり、水を守る県労農市民会議」が13日、松山市窪野町で支援米の田植えを行った。
同会議のメンバーやガールスカウト県第1団の子どもら約50人が参加。水田でどろんこになりながら、田植え定規のひもに沿って丁寧に手植えした。田植え機の体験乗車もあり、楽しみながら農業に親しんだ。稲刈りは9月の予定で、収穫した米はマリ共和国に送る予定。
同会議の加藤信介事務局長は「世界で飢えに苦しんでいる人への支援につながる。子どもたちに土に触れてもらい、食や農業の大切さも分かってもらえれば」と話した。