愛媛県は8日、2014年度に県消費生活センターや20市町窓口に寄せられた相談件数は9020件で、前年度から340件増えたと発表した。60歳以上からの相談が4割を超える。
 年代別では70歳以上が25.5%と最も多く、60代は16.3%。続く40代が13.8%だった。全体で架空請求が547件と2倍以上になり、インターネット関連も増えている。
 デジタルコンテンツは1349件で、前年度の1.4倍。アダルトサイトでの高額請求が多い。パソコンに不慣れな高齢者を狙い、プロバイダー契約させるなどインターネット通信サービスは454件で前年度から1.6倍に増えた。