東京電力福島第1原発事故の影響で福島県南相馬市から避難している愛媛県伊予市双海町上灘の農業渡部寛志さん(36)の田畑で6日、愛媛大生14人が農作業を手伝い、汗を流しながら震災や原発、復興について考えた。
 学生でつくる「311メモリアル愛大実行委員会」の呼び掛けで2012年から実施。田植えと草取り・堆肥運びに分かれ、田植え組は渡部さんが農機で一通り作業した後の約30アールの田をはだしで歩き、黙々と植え残しを埋めていった。