愛媛教職員組合は6日、松山市内で定期大会を開き、集団的自衛権行使や原発再稼働に反対し、いじめや教師の体罰などの課題に向き合って希望を育む教育を実践するとの2015年度運動方針を決めた。
 組合員と来賓ら17人が出席。運動方針では伊予市営団地の少女集団暴行死事件や、相次いで発覚した高校野球部のいじめ問題に触れ、不登校や体罰などと並ぶ早急な課題と位置付けた。日教組本部や他県の地方組織との連携を強化するほか、「教え子をふたたび戦場に送るな」のスローガンを再確認し、子ども中心の教育に取り組むとする大会宣言も採択した。