若手労働者が人生を充実させる働き方について考える「働くものの学習交流集会inえひめ」が6日、愛媛県松山市菅沢町の市野外活動センターで始まり、松山東雲女子大非常勤講師の川東英子さん(65)が「家事労働とワークライフバランス」をテーマに講演した。
 全労連四国地区協議会などでつくる実行委員会主催。四国4県から約90人が参加した。
 川東さんは、女性の社会進出が進む中、日本はまだ性別役割分業観が強く、女性は非正規雇用の割合が高いと解説。「男性が家事・育児に協力し、女性が働き続けることが当たり前になれば、ワークライフバランス(仕事と生活の両立)の実現につながる。そのための支援体制や雇用機会の平等が重要」と訴えた。