真民さんの思索ノートや詩を紹介 砥部で企画展
家族の愛情に満ちた日常をうたった詩をテーマにした企画展「坂村真民と家族の絆」が6日、愛媛県砥部町大南の坂村真民記念館で始まる。10月18日まで。
詩人坂村真民さん(1909~2006年)は、家族への思いや日々の暮らしをつづった詩を多く残した。同展は「坂村家の世界」に焦点を当て、詩29編などを紹介する。
「純粋に生きることを求め続けた真民の姿は、妻や子を思う気持ちをうたった詩にこそ表れている」と西澤孝一館長。40代から晩年までつづった思索ノート「詩記」も並び、作品だけでは分からない坂村さんの「心の奥の言葉」も知ることができる。
6、7両日の午前11時からミニ講演、午後1時半からギャラリートークがある。